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モロッコ9日目(2006.9.23) [モロッコ]

 とうとうモロッコの最終日になってしまった。朝から小雨が降っており、朝食はパティオの濡れない所に用意してもらった。朝食には3種類のパンが用意されていて、特にフレンチトーストがおいしかった。

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 このリアドの宿泊費には空港や駅への送迎も含まれているので、マラケシュ駅までタクシーで送ってもらうことになった。スタッフが流しのタクシーを拾おうとしているが、なかなか捕まらない。しかも、見つかっても値段交渉をして条件に合わなければ、さらに別のタクシーを探そうとする。雨の中なんだから勘弁してよと思ってしまう。それでも何とかタクシーが見つかり、駅まで送ってもらうことになった。ところが、駅に行くにしては随分時間がかかるなと思って運転手に聞いてみたら、空港に向かっていることが分かった。慌てて行き先をマラケシュ駅に変更してもらった。このままだったら空港に連れて行かれるところだった。

 カサブランカからパリ行きの飛行機に乗ることになっているので、列車でマラケシュからカサブランカまで向かう。マラケシュ行きのチケットを購入し、無事に9:00発の列車に乗ることができた。カサブランカまではおよそ3時間の旅だ。

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 正午過ぎにカサブランカに到着した。モロッコに到着したのがカサブランカだったので、カサブランカの地理には詳しくなっている。とりあえずプチタクシーでメディナまで行ってお土産を物色してみたが、マラケシュのスークが刺激的だっただけにちょっと物足りなさを感じ、結局何も買わなかった。
 カサ・ヴォワヤジャー駅で空港行きの列車を待っていると、日本人女性二人組がカフェでモロッコ人ガイドから旅のレクチャーを受けていた。彼女らはこれからモロッコを旅するのだろう。ぼくも1週間前は不安と期待を抱えながらあんな感じだったのかな。
 今回のモロッコでの旅では、サハラ砂漠がすごく印象に残った。今まで歴史的建造物を見る旅が多かったけど、大自然に触れる旅も改めて見直した。また、マラケシュのフナ広場はすごく刺激的で、スークの買い物は駆け引きがあって面白かった。今度またモロッコに来たら、学んだ交渉術で買い物を楽しもう。

 See you again,Morocco !

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モロッコ8日目その3(2006.9.22) [モロッコ]

 リアドを後にして再びフナ広場にやって来た。マラケシュの見たい所はだいたい見終えたので、この日はショッピングだ。スークにはランプシェードを売るお店が数多くあったので、お土産に一つ買っていくことにした。値段交渉もかなり慣れてきて、最初は150DHと言っていたのを最終的には30DHにすることができた。

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 夕食はまたもやフナ広場の屋台で食べることにした。まずは10DHの貝の煮物を食べてみた。ちょっと塩辛かったが、お酒のおつまみには合うかもしれない。

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 メインは別の屋台で25DHの魚のフライを食べ、最後はやっぱりオレンジジュース。マラケシュの夜を満喫することができた。

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モロッコ8日目その2(2006.9.22) [モロッコ]

 モロッコでの最後の夜を過ごすのは日本から予約しておいた「RIAD72」だ。1泊125ユーロもするリアドであるが、JALの機内誌に載っていたのがすごく雰囲気が良くて泊まりたくなった。地図で大体の場所は分かっていたものの、さすが入り組んだメディナの中にあるだけあってなかなか見つからない。途中で中学生くらいの女の子2人組に聞いたら、彼女らが持っていたノートに地図を書いてくれ、それで何とか見つけることができた。それでも入り口は非常に分かりづらく、リアドのすぐ近くにいた人に聞いてようやく分かった。

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 リアドに入ると上品なマダムが迎えてくれた。マダムはよくこの場所が分かったねと驚いていた。通常は電話をすると迎えに来てくれるそうだ。マダムはパティオでミントティーとクッキーでもてなしてくれ、チェックインの手続きをとった。

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 部屋は4部屋しかなく、泊まるのはもちろん一番安い部屋。ちょっと妖艶な雰囲気がする部屋だ。

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 屋上からの眺めは素晴らしく、ベッドが並んでいてのんびりすることができる。荷物を置いたらすぐにフナ広場へ出かける予定だったのであまりゆっくりすることができなかった。ここに2泊できたら良かったなぁ。

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モロッコ8日目その1(2006.9.22) [モロッコ]

 リアドの朝食はパディオ(中庭)で食べる簡単なビュッフェスタイルだった。パティオでの朝食は初めてだったが、開放感があり気持ち良く朝食を食べることができた。

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 昨夜は雨が降ったらしく、舗装されていない道には水たまりができて歩くのに苦労する。バスターミナルに到着すると、「マラケシュ、マラケシュ、マラケシュ」と叫んでいる人がいたので、乗るバスはすぐに分かった。しかし、民営バスの設備は悪いと聞いていたもののここまでだとは思わなかった。シートはくたびれており、シートピッチはかなり狭い。

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 座席はもちろん自由席だったので、入り口近くの比較的シートピッチが広い席に座った。CTMのバスは目的地まで休憩以外は止まらなかったが、民営バスは席が空いていると途中でお客さんを拾っていく。このため、往きは3時間だったのが、帰りは4時間もかかってしまった。それでも何とかマラケシュのバスターミナルに到着した。

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モロッコ7日目その4(2006.9.21) [モロッコ]

 エッサウィラは白い壁が空や海の青に良く映え、時間がゆっくり過ぎている気がする。今まで慌しくモロッコを回っていたので、たまにはのんびりするのも悪くない。メディナを散策したり、ムーレイ・エル・ハッサン広場のカフェでお茶をしたり、夕日を眺めたりして過ごした。

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 夕食はガイドブックに載っていた「ESSALAM」というレストランに行ってみた。タジンのセットを注文したが、本格的な魚のタジン、サラダ、デザートが付いて38DHと安く、しかもおいしかったのでお勧めのレストランだ。

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 泊まったリアドの部屋はこんな感じ。部屋はそれほど広くないけど、リアドらしくまとめられている。

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モロッコ7日目その3(2006.9.21) [モロッコ]

 ランチを食べ終えて漁港に歩いていくと、ちょうど魚の荷揚げをしているところだった。近くでは獲ったばかりの魚が売られている。さらに歩いていくとビーチが広がっており、みんな気持ち良さそうにデッキチェアで横になっていた。エッサウィラに行ったら少し泳ぎたいと思っていたが、海があまりきれいじゃなかったので遠慮することにした。

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 エッサウィラの見所の一つにスカラと呼ばれる城塞がある。ここからは海を眺めることができ多くの観光客が来ていた。大砲がずらりと並べられており、この街が海からの攻撃に備えていたことが分かる。

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 スカラの近くには寄木細工の店が数多くある。エッサウィラの寄木細工は、ローマ時代にキケロがテーブルとして使っていたという話から分かるように、昔からエッサウィラの名産のようだ。テーブルは持って帰れないので、小さな箱をお土産として買っていくことにした。適当なお店に入ってみると、男性2人でやっているお店だった。店で寄木細工を作っていると言って機械を見せてくれたり、工芸の学校を出ていると言って証明書を見せてくれたりした。ここでも交渉で値段を決めなくてはいけないが、それを楽しむ余裕すら出てきた。30分くらいの値段交渉の結果、最初の値段の半額で買うことができた。

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モロッコ7日目その2(2006.9.21) [モロッコ]

 エッサウィラの街は、海に面しているのでリゾート気分を感じさせてくれる上、世界遺産のメディナが歩くのに手ごろな大きさなので観光客に人気のようだ。

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 エッサウィラでもホテルを予約していなかったので、まずはホテル探しからスタートした。最初はガイドブックに載っているホテルに泊まろうと思っていたが、街を歩いているとおしゃれなリアド(古い邸宅を改装したホテル)を発見した。値段が532DHとちょっと高めだったが、せっかくエッサウィラに来たのだからと思い、「RIAD AL MADINA」に泊まることにした。

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 ホテルの部屋に荷物を置いて、お腹が空いてきたのでまずは昼食を食べることにした。エッサウィラは港町なので新鮮な魚を食べることができるので、港にある魚料理の屋台へ行ってみた。似たような屋台が10軒くらい並んでいたので、比較的お客さんが多いお店を選んで入ってみる。適当な魚1匹を選び焼けるのを待っていると、マラケシュからのバスで一緒だったガイドのおじさんが店に入ってきた。ガイドが連れてくるお店なので、ここを選んで正解だったかもしれない。

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 運ばれた料理を食べていると、隣りに座っていた若者が料理はおいしいかと尋ねてきた。彼はこの近くでカバンを売っており、ランチを食べに来たのだという。彼は3種類の焼魚を食べていたので、カバンは売れているのだろう。焼魚はシンプルな調理法だが、魚が新鮮だったのでおいしかった。

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モロッコ7日目その1(2006.9.21) [モロッコ]

 昨日と同じ朝食を食べ、タクシーでホテルからCTMのバスターミナルに向かった。この日はマラケシュからエッサウィラへ行くことになる。バスターミナルといっても道路に事務所が面しているだけだ。エッサウィラ行きは人気がある路線で、席は満席だった。早めに予約しておいて良かった。8時30分になり、バスはエッサウィラに向かって出発した。

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 座席の隣りにはヨーロッパ人カップルのガイドさんが座っていた。彼は英語をしゃべることができ、冗談も言う楽しい人だった。バスは途中で20分間くらいの休憩を取ったが、出発時間を教えてくれたのもこのおじさんだった。
 この時に乗ったバスは耳のようなミラーが付いていて、かわいい形をしている。

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 バスは11時30分にエッサウィラのバスターミナルに到着した。帰りのバスを予約しようと思いCTMのカウンターに行くと、マラケシュ行きのバスは17:00発のみだというのが分かった。民営バスは設備が良くないと聞いていたが、仕方なく翌日9:30発の民営バスを予約しておいた。バスターミナルを出るとホテルの客引きが寄ってきて、1泊60DHと叫んでいる。この誘いに乗るのも悪くはなかったが、エッサウィラではそこそこのホテルに泊まりたいと思っていた。エッサウィラの中心街まで歩いて10分くらいだ。

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モロッコ6日目その4(2006.9.20) [モロッコ]

 モロッコのマラケシュで最も有名なホテルは「ラ・マムーニア」だろう。イギリスのチャーチル首相もこのホテルを最も美しい宮殿だ言っている。できることならこの贅沢なホテルに1泊でもしたいと思ってインターネットで予約をしようと試みたが、なぜか予約することができなかった。せめてこのホテルのカフェでお茶でもしようと思ったら、予約できないのも当然だ。工事中だったのだ。近くにいたスタッフに聞いてみるとリノベーションのためクローズしていることが分かった。残念だったなぁ。

 スークでは職場へのお土産のアルガンオイル石鹸を購入した。ここでも激しい値段交渉が繰り広げられ、何とか30%くらい値引くことに成功した。これでも相場よりはまだ高いのかもしれない。

 日が沈んだフナ広場は多くの屋台が出ており、お祭り気分を味わえる。ハリラというスープの屋台に値段に惹かれてチャレンジしてみた。あっさりしていて日本人に好みの味で約35円と格安だ。

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 さらに、ケバブ屋さんで夕食としてケバブを食べた。屋台の料理は値段が安くおいしいので、すっかり気に入ってしまった。マラケシュにはエッサウィラに行った後に戻ってくる予定なので、またここでご飯を食べよう。

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モロッコ6日目その3(2006.9.20) [モロッコ]

 昼食をとってからバイア宮殿を見学することにした。バイア宮殿は地図で見る限り比較的分かりやすい場所にあると思ったが、なかなか見つからない。そこで3、4人に道を聞いて歩いていると、数人の外国人旅行者が集まっている場所を発見した。バイア宮殿はこの辺りかなと思っていると、あるモロッコ人男性がバイア宮殿に連れて行くからこっちに来いと言う。いかにも怪しかったので拒否したが、男は何度もしつこく誘ってくる。外国人旅行者がこの場所にこれだけ集まっているからには何か理由があるはずだと思い、しつこい男の誘いを拒否して近くにいたフランス人の女の子に聞いてみると、バイア宮殿は今昼休みで14:45にオープンすることが分かった。彼の誘いに乗ったらどこに連れて行かれるか分からなかった。危ない、危ない。

 ようやくバイア宮殿がオープンした。入場料の10DHを支払って中に入ってみる。バイア宮殿は高い塀で囲まれ、入り口が小さいため分かりづらい。これでは分からなかったのも仕方ないだろうと勝手に納得してしまう。

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 バイア宮殿は美しい庭があり、建物も丁寧な装飾が施されている。雨の少ないマラケシュでこれだけの庭を維持するだけでも大変なことだろう。今でも国王が泊まりに来るというのも納得だ。

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