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キューバ9日目(2008.9.20) [キューバ]

 この日は午後の便で日本に帰ることになっているので、午前中少しだけ観光することができる。朝から観光できる所となると限られるが、セント・ローレンス・マーケットが土曜日は5時からオープンしているのが分かったので行ってみることにした。地図を見るとホテルから歩いてもそれほどの距離じゃなさそうだったので歩いて行ってみた。途中で人に聞きながらおよそ15分で到着する。

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 セント・ローレンス・マーケットは、雑誌「Food&Wine」が選ぶ世界ベストマーケット25に入っており、早朝というのにもかかわらず多くの人でごった返している。市場では新鮮そうな野菜や精肉、フルーツ、自家製のお菓子等が売られており、家の近くにこんなお店があればと思ってしまう。

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 朝食を食べていなかったので、市場内で食べることにした。この市場には食べる所がいくつかあって、多くの人が朝食をここで食べているようだ。市場の地下にあるお店で5CAD$のイタリアンサンドウィッチを購入する。かなりのボリュームで全部食べきれないくらいだ。

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 特においしそうだったのが屋外で売られている桃!桃好きなので食べたかったなぁ。

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 トロント市内の公園にはリスを見ることができる。動きがなかなか素早いので写真を撮るのも一苦労する。

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 セント・ローレンス・マーケットから再び歩いてホテルまで戻り、ホテルをチェックアウトする。空港に行くのに空港バスを使っても良かったけど、値段が全然違うので地下鉄と市バスを乗り継いで行った。しかし、思ったより時間がかかったので、搭乗手続きに間に合うのか相当ドキドキした。それでもぎりぎり間に合ってほっとする。

 13:20発AC1便は成田へ向けて飛び立った。

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 キューバは共産主義国のせいか、出発前に色んな人から行くのは大丈夫かと言われたが、治安は良いし、親切な人も多く、歴史のある街並みやきれいなビーチ等もあるので行ってみて本当に良かった。キューバは革命50周年を迎え、様々な問題を抱えているものの日本が参考にできる部分もあると思う。
 アメリカはキューバに対して渡航や貿易を制限しているが、オバマ大統領になったことで風向きが多少変わってきそうだ。キューバにアメリカ経由で行けるようになれば、日本からさらに行きやすくなるんだろう。もっと多くの人にキューバに行ってもらいたいな。

See you again ,Cuba!


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キューバ8日目その2(2008.9.19) [キューバ]

 トロント行きの機材は、120人乗りのエアバス319。ハバナからトロントまでおよそ3時間で到着する。

 ピアソン国際空港から市内まで行くのに、今までは市バスと地下鉄を乗り継いでいたが、今回は奮発して空港バスを利用することにした。空港バスは市バスを利用するのに比べると割高で片道19.9CAD$かかるが、乗り換えもなく時間もそれほどかからないところがメリットだ。

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 今回泊まるホテル「ボンドプレイス」は海外ホテルの予約サイトagodaから予約しておいた。値段は1泊136US$だ。空港バスはこのホテルの目の前に停まってくれるので、その点はすごく便利だ。

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 部屋はそこそこきれいで、ショッピングモールのイートンセンターのすぐ近くにあるので便利な所に位置している。団体客の利用が多いみたいなので、チェックインやチェックアウト時にそういった団体と遭遇すると手続きに手間取るかもしれない。

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 時間があったら大急ぎでナイアガラの滝に行く予定であったが、ぎりぎりバスに間に合わず結局断念することにした。せっかくトロントまで来たのに残念だった。夕食はイートンセンターのフードコートでとった。

 イートンセンターは数多くのお店が入っている巨大ショッピングモールだ。職場へのお土産を購入したりして時間を過ごした。

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キューバ8日目その1(2008.9.19) [キューバ]

 ホテル「ラケル」の朝食もビュッフェスタイルだった。朝食会場の雰囲気はいいんだけど、食事の内容は前日に泊まった「ベダード」の方が種類も豊富で良かった気がする。

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 この日はハバナを出発する日なので、ホテルのチェックアウトの時間までハバナ旧市街を散策することにした。

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 朝からお店に行列ができている。一体何の行列なんだろう。

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 現在のキューバでは教会も認められているようだ。露店でお土産の麦わら帽子をゲットした。5Cucだったのを、値切って3Cucで購入することができた。

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 ハバナの空港まではタクシーを利用した。料金は25Cuc。空港では出国税として25Cucを支払う必要がある。支払ったら搭乗券にシールを貼ってもらう。13:00発AC971で再びトロントへと向かった。さようならキューバ。

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キューバ7日目その6(2008.9.18) [キューバ]

 最近ではハバナでも2階建てシャトルバスが走るようになった。1日乗り放題で5Cucで、3つのルートがある。このバスに乗って革命広場へと向かう。

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 座席はもちろん眺めのいい2階席を陣取った。日差しが強くて暑いけど、顔に当たる風が気持ちいい。

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 およそ20分くらいで革命広場に到着した。毎年の革命記念日には数十万人もの人が集まるというからかなり広大なスペースが確保されている。内務省の建物にはゲバラが描かれている。国家の中枢部が集まっている地区のため厳重に監視されており、日本人が歩いているぞといった無線をやり取りしているのが聞こえてきた。ちょっとドキドキしてしまう。

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 2階建てシャトルバスは特に時刻表がなくて一定の間隔で走っているのだが、この時はバスがなかなか来なくてかなり待つことになった。ようやくバスが来て旧市街に戻り、インテグラータホテルのカフェで軽い食事をとる。そろそろキャバレー・トロピカーナのショーを観に行く時間だ。タクシーと交渉して、往復15Cucで会場に行ってもらうことになった。

 会場に到着すると続々とお客さんが入場していた。ここでもカメラの持ち込み料がかかるというので5Cucを支払う。座席は3クラスの中で真ん中(80Cuc)を選んだが、最前列が確保されていた。これはラッキーだ。

 料金には飲み物代が含まれていると聞いていたので、ショーが始まる前にオーダーを取りに来た人にレモネードを注文した。しかし、これが失敗だった。このレモネードは別請求のドリンクで、ショーが始まる直前にスパークリングワインとコーラが配られる。後でちゃんと5Cucの請求があった。

 ショーは数多くの踊りや唄が繰り出され、本当にゴージャスだ。キューバに来たら、一見の価値があるだろう。

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 ショーが終わったら約束していたタクシーが待ってくれていた。このタクシーの運転手は旧市街に詳しくないのか、ホテルまでの道が分からず、何人もの通行人に道を聞いて、ようやくホテルに到着した。しかも、最後には片道が15Cucだと言い出した。それは話が違うよと思い、往復分の15Cucを有無を言わさずに支払ってホテルに戻った。

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キューバ7日目その5(2008.9.18) [キューバ]

 ホテルのチェックイン後に革命博物館へ行ってみた。かつて大統領官邸として使われていた建物を改装して博物館として利用している。建物の正面の戦車や厳重に管理された「グランマ号」が物々しい雰囲気を感じさせる。キューバ国内にはいくつもの革命博物館があるが、ここハバナの革命博物館が一番充実しているだろう。

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 入場料5Cucとカメラ持込料1Cucを支払って入場する。博物館には、カストロたちがいかにしてバティスタ政権を打倒したか、革命後のキューバがどのように改革を進めてきたのかをスペイン語や英語で展示している。

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 カストロやゲバラの人形も展示されていた。この人形は可愛らしい感じだった。

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 チェ・ゲバラの写真も数多く展示されていた。彼はキューバで英雄だ。

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 ハバナの街の中にもチェ・ゲバラやフィデル・カストロの言葉が書かれている。スペイン語なので意味は分からないが、このような言葉で国民を鼓舞しているのだろう。

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キューバ7日目その4(2008.9.18) [キューバ]

 オビスポ通りを歩いていると、キューバ音楽が聞けるカフェを発見した。ここで昼食をとることにする。

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 昼食はサンドウィッチとレモネード。食事もおいしく、キューバ音楽を聴きながらの昼食は最高だ。

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 夜にトロピカーナのショーを観に行く予定だったので、チェックインのために一度ホテルに戻ることにする。

 ホテル「ラケル」のエレベーターはかなり旧式で、自分で扉を開けるタイプになっている。ホテルのロビーから3階まで吹き抜けになっていて、ステンドグラスから降り注ぐ太陽の光で建物の中が黄色に見える。

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 ホテル「ラケル」は古い建物を改装しただけあって、部屋はいたって簡素だ。水回りも考えると前日に泊まったベダードの方がいいくらいだ。それでも、こんな雰囲気のあるホテルに泊まれるのはうれしい。

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 ホテルの屋上はテラスになっている。小学校の子どもたちが昼寝をしているのが見えたり、通りを眺めることができて、見晴らしがいい。

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キューバ7日目その3(2008.9.18) [キューバ]

 ハバナの街を歩いていると民族衣装を着た人を見かけることがある。彼らは写真を撮られることで外国人観光客からチップを受け取っている。

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 ハバナの街にもアメリカで作られた古いクラッシクカーが走っている。よくこんなに古い車が走るなあと思ってしまう。もちろん走っているのはクラッシクカーばかりではなく最近の車も見られる。日本車は見なかったなぁ。

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 1929年に建てられたカピトリオ(旧国会議事堂)に行ってみた。モデルとなっているのはアメリカのホワイトハウスらしい。現在は使われておらず、中を見学することができる。入場料は3Cucで、ここでもカメラの持ち込み代1Cucを支払う必要がある。

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 入口を入るとかなり大きな彫像が姿を現す。これは世界で3番目に大きな像だ。これだけ大きいとかなりの迫力だ。

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 館内の職員が写真を撮ってあげると言ってきた。職員なのに親切だなと思ったら、やっぱりというかチップを請求してきた。こちらからチップを払うのはいいけど、請求してくるのはちょっと嫌だなぁ。

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キューバ7日目その2(2008.9.18) [キューバ]

 ホテルのチェックインの時間まで時間があったので、フロントに荷物を預けて旧市街を散策することにした。ホテルを出てしばらく歩いているとキューバ人の夫婦が話しかけてきた。話が盛り上がって、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのメンバーが来ていたというバーに連れて行ってくれることになった。

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 店内には来店したお客さんの落書きでいっぱいだ。何か書いたらと勧められたけど遠慮しておいた。キューバ人夫婦はせっかくだからお酒を一緒に飲もうよと言ってきたが、これから観光しなければいけないので断った。たぶんごちそうして欲しかったんだろうなぁ。

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 キューバの代表的なお酒と言えばサトウキビから作られるラム酒だ。「ハバナクラブ」はそのラム酒のメーカーで、旧市街にはハバナクラブの博物館がある。入場料は5Cuc。

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 博物館の中は英語やスペイン語のガイドが案内してくれるので、英語の分かる観光客が集まるまで建物のパティオでしばらく待つことになる。鐘を鳴らしてツアーの出発だ。

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 ラム酒の製造工程や昔使われた道具が展示されている。

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 この博物館の自慢といえるジオラマが展示されている。Nゲージのような鉄道模型が動くようになっている。

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 最後はお待ちかねのテイスティング。アルコール度数が強いのでお酒が弱いぼくにとってはきつかった。

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キューバ7日目その1(2008.9.18) [キューバ]

 ホテルの朝食はビュッフェスタイルになっている。種類はそれほど豊富じゃないけど、ぼくには十分だった。日本人観光客もこのホテルに泊まっていたみたいだ。

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 新市街にあるホテル「ベダード」から旧市街のホテルへと移動する。タクシーで5Cuc。この日に泊まるのはホテル「ラケル」。19世紀初頭の建物を改装して作られた総部屋数が26部屋しかないこじんまりとしたホテルだ。あらかじめ日本でトラベル・ボデギータのHPから予約しておいた。1泊80ユーロ。

 夜にキャバレー・トロピカーナに行く予定をしていたのでホテルのツーリストオフィスで予約した。入場料は座席によって70Cuc、80Cuc、90Cucの3種類あるが、80Cucの席にしておいた。

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キューバ6日目その4(2008.9.17) [キューバ]

 ハバナには海から襲撃を防ぐためにいくつもの要塞がある。ハバナ市街から運河を隔てたところにあるモロ要塞に行ってみた。モロ要塞へ行くには海底トンネルを通る必要があるため、路線バスかタクシーでしか行くことができない。大した距離ではなかったので、近くにいた女性にバスで行くにはどうしたらいいかと聞いてみた。その女性はバス停の列に並んでいたのにそこから離れてくれ、別のバス停まで連れて行ってくれた。さらに、モロ要塞方面へ向かうバスが来るまで待ってくれ、運転手に事情を話してくれた。おかげで無事に路線バスに乗ることができた。旅先での親切は本当にうれしい。路線バスの運賃は0.5Cupと格安だ。

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 モロ要塞への入場料は5Cucだ。ここには展示もあるが、何と言っても要塞からハバナ市街を眺めることができるのが一番の見所だろう。

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 灯台に上るには2Cucを追加で支払う必要がある。

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 ちょうど夕方だったので夕日を見ることができた。多くの観光客がこの夕日を見るために灯台に上ってきていた。いい場所を確保するためには早めに灯台に上がっている必要がある。

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 モロ要塞の近くにカバーニャ要塞があるので、せっかくここまで来たからと思い、カバーニャ要塞にも行ってみた。モロ要塞からは歩いて行くことができる。ここにはゲバラ博物館もあって、ゲバラの写真が展示されている。カバーニャ要塞では毎晩21時から大砲を打つ儀式がある。大勢の観光客がこの儀式を見るためにこの時間帯にやってくる。昼間より夜の方が入場料も高い。どんな儀式かと思って期待していたが、大砲を1発打つだけでそれほど大したことはなかった。

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